ゆとりっぷでは、8月~翌年7月を1期としています。
開業が平成19年8月なので、今年の7月31日で、第3期目が
無事終わりました。
今日は、お昼過ぎから店番だったので、前期分の書類を
整理してファイルに綴ったりしていました。
第一期目の経理書類を、なにげなく振り返ってみると、
平成19年8月から始まって最初の売上が同年の10月に「¥5,000」と
計上されていました。
今でもよく覚えているのですが、最初の「¥5,000」の注文は、
先日結婚した友人と、その友人が事務所を借りていた南青山にある
プロントというお店でWEBのこととか、今後についてなど打ち合わせを
している最中のことでした。
突然の予期せぬ電話にとても驚いたのと、とても嬉しかったのを
覚えています。まだお店も倉庫もなく、4畳の事務所と貸コンテナ
をようやく借りた頃です。
3年後、今を振り返る時には、今よりももっといい仕事をしていたいですね。
当たり前のことですが、ゆとりっぷは営利事業者です。
営利事業者は、自社のサービスから発生した利益を再投下して
新たな利益を生み出し、それをサービスとして継続して行っていく組織です。
将来的には、採算の取りづらい非営利部門にも取り組みたいと考えて
いますが、それはそれだけの体力が整ってからの話です。
今はサービスを継続して行っていくために、最善の道を選んで進んでいます。
事業拡大を目指す理由も、サービスの継続と向上、非営利部門に取り組むための
体力づくりのためであって、私腹を肥やすためや自己顕示のためではありません。
今後、組織の規模が変わっていったとしても、当組織に関わる者に関しては
以下の5か条は変わらずに事業に取り組んでいこうと思います。
・常に利用者の立場に立って行動すること。
・常にサービスの継続を前提に行動すること。
・常に向上心を持つこと。
・常に変化に対応する柔軟性を持つこと。
・常に社会との調和を大切にすること。
以前書いたブログに、「経営者」という呼ばれ方に違和感を感じる
と書いたことがあります。
「商売人」とか「事業者」と呼ばれたい・・と言っていたような。。
最近、少しずつですが、自分の中で意識が変わりつつあります。
これから将来に向けて
「一人前の経営者になる」 ことを決心しました。
柏の倉庫では、プランターで野菜を育てています。
今育ててるのは、アイスプラント、きゅうり、なす、ミニトマト・・・
今朝、きゅうりの苗から小さな実と花が付いてました。
倉庫スタッフIさんの助言により、実は摘み取ってしまいましたが、
育つのが早いので、近日公開できそうです。
昨日、1年ぶりに中学高校で一緒だった友人と会って食事をしました。
その友人は、船橋市で障害者と野菜作りをしており、
出来た野菜を地元のスーパーや市場や直販所などで
販売していて、かれこれその仕事に10年以上携わっているとのこと。
仕事が実に面白いらしく、また売れることが彼らの自信にも
つながって、今はかなりの規模で生産していて、売れ残り(ロス)も
1%以下だという。
話をしていて考えさせられたのは、
一つはお金をもらって販売する以上は、生産者が障害者だということで
買ってもらうのではなく、その商品が美味しいものであること、
購入する価値があるものであることが大切だということ。
現に彼らが販売している商品には、生産者の紹介などはほとんど明記
していない。
もう一つは、小さな直販所であっても、決して手抜きをせず、常に数種類の
野菜を揃えておくということ。それが、その商品を期待して足を運んで下さる
お客さんへの責任だということ。
頭ではわかっているつもりでも、気が付くと足りなくなってしまっていることが
あることに、気づかされました。
野菜の話と、あとは少し懐かしい話なんかもして別れました。
また、次ぎあったときにはお互いどうなっているか楽しみです。
5月より、業者様向けのページを公開しています。
詳しくは、当店のホームページをご覧下さい。
業者様向けページより、業販店の登録をしていただくと、
当店に入荷した福祉用具の在庫リストがご覧になれます。
在庫リストには、一般価格より、10%~20%値引した
業販価格が表示されていますので、ぜひぜひご活用下さい。
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